Gris walk Vol.02
御岳山のおいぬ様を訪ねて
犬と人間が同じ歩幅で、その土地の自然や空気に触れる「Gris walk」。第2回目は、紅葉が最盛期を迎えた11月下旬の御岳山を訪れました。標高929mの霊峰には、ニホンオオカミを「おいぬ様」として祀る武蔵御嶽神社が鎮座しています。愛犬の健やかな毎日を願う10組の参加者の皆さまと共に、秋の山道を歩んだ1日の記録です。
Text : Reon Mori
Photography : Kohei Yarita
まずはケーブルカーに乗車
旅の始まりは、麓にある滝本駅から。山頂付近の御嶽山駅までは、愛犬と一緒にケーブルカーへ乗り込むことができます。飼い主の往復チケット1200円に加えて、犬のチケットも購入しましょう。犬の体重10kgまでは往復260円、それ以上は往復520円です。

滝本駅からケーブルカーで向かいます。

車両のはじっこが犬用のエリアです。ドキドキした様子。
集合場所の御嶽山駅の広場へ
御嶽山駅の駅前広場で集合し、まずは人も犬もみんなで挨拶です。今回参加した犬たちは合計で10匹。新しい友達との出会いや再会を楽しんでいるようです。お散歩の行程と登山の注意事項を説明したら、スタッフから参加犬へ限定スカーフのプレゼント。それぞれの名前の刺繍入りです。お揃いのスカーフを首に巻いたら出発です。

まずは犬同士ご挨拶

スカーフを巻いてもらいます。それぞれの名前の刺繍入り。

限定スカーフは好評のようです。
澄んだ空気の中を歩く
駅前の広場で挨拶を終えると、一行は武蔵御嶽神社を目指して歩き出します。凛と澄んだ空気が心地よく、本殿へと続く約330段の石段も、それぞれのペースで一段ずつ進んでいきます。参道の途中に設けられた手水舎で喉を潤す犬たちの姿は、この山ならではの光景です。

御岳山駅からの景色。絶好の登山日和です。

イベント常連わんこがスタートダッシュを決めます。

みんなも続きます。

武蔵御嶽神社へと続く階段約330段を登っていきます。
武蔵御嶽神社に到着
神社に到着し、愛犬と共に参拝を行いました。境内では、紙の形代で愛犬の体を撫でて厄を払う「犬形代(いぬかたしろ)」によるお祓いも。神聖な空気の中で、みんなの無病息災をそっと願いました。

立派な狛犬。すごい迫力です。
おいぬ様の逸話
日本書紀では日本武尊(ヤマトタケル)が深い霧に覆われた御岳山で道に迷ったときに、白い狼が導き命を助けたとされています。その狼はその後も御岳山に留まり「大口真神」となったとされています。江戸時代の天保の頃からは、大口真神は魔除け・盗難除けの神として広く知られ、親しみを込めて「おいぬ様」と呼ばれるようになりました。

本殿の狛犬はニホンオオカミです。残念ながら犬は立ち入れないエリア。

愛犬と一緒に参拝

神社の売店はおいぬ様グッズが充実。

「犬形代」と呼ばれる紙でできた形代で、犬のお祓いができます。
長尾平で景色を眺めながらお昼ご飯
参拝の後は、見晴らしの良い「長尾平」へ移動し、昼食の時間としました。飼い主の皆さまには温かい御岳汁を、犬たちには川越産のさつまいもを。色づく木々の下、和やかなひとときが流れます。

紅葉の下は写真スポット。

景色を眺めながら愛犬とランチ

周囲の街や山を見渡せる開放的なスポットです

景色を眺めながら愛犬とランチ
下山
帰路も再びケーブルカーに揺られ、心地よい疲れと共に下山しました。歩行距離は約4km。山を下りてきた犬たちの表情は、どこか充足感に満ちているようにも見えました。

下山もケーブルカーです

下山後の様子。少し疲れたでしょうか。

散歩コース(総距離約4km)
御岳山駅駅前広場
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武蔵御嶽神社
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長尾平
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御岳山駅駅前広場
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御岳山